筋トレを始めたい!一度はジムに通ったけど常連やらマナーの悪い人が気になって集中ができない。自分にはジムは合わないけど筋トレがしたい!
そう、筋トレはジムでしかできない訳じゃない、自宅でだってしっかり身体を鍛えることはできます!
自宅で始める筋トレ、ホームジム!
男の憧れでもあるホームジム、自分のやりたい時に、そして人目も気にせず、待ち時間もなくマイペースでできる筋トレ。
でも一気に必要な全てをそろえるのは費用もかかるし、続けられるか不安だと思っている人に、筋トレに重要なそろえる順番と、買って後悔をしない選び方を解説します。
本場のジムではなくホームジムでどこまで身体が鍛えられるか半信半疑なあなた、
49歳、会社員、私でもホームジムでこの身体を手にすることができました!
この身体を作ったホームジム器具と共に必須なものを紹介。
私の経験が、あなたの素敵な筋トレ環境、失敗をしないホームジムの力になれれば幸いです。ぜひ参考にしてみてください。
- ホームジムに必須な器具
- 必須な器具のそろえる順番
- 器具の選び方
- 器具の平均費用
- 器具で鍛えられる部位
ホームジム初心者に必須なもの
まずは身体全身を鍛えあげる器具を必須な順番であげてみます。
- ダンベル
- ベンチ
- マット
- アブローラー
- ベンチプレスラック
- バーベル
- 懸垂マシン(チンニングスタンド)
①~③までが初心者セットです。そこから下は用途によって順番は変わってきます。
それでは詳しく解説していきましょう。
①ダンベル
鍛えられる部位…全身
費用…20㎏二個セット 4000円~30000円
筋トレに必須なもの第1位のダンベル。
もちろん筋肉を大きく肥大させるには自重ではなく、強い負荷をかけることが必要。そのためにダンベルがあります。
このダンベルには大きくわけて2種類。
従来型の重りを付け替えストッパーでとめるダンベル。
そしてアジャストを回すだけで重さを変えられる可変式ダンベル。
費用との兼ね合いもありますが、私のオススメは可変式ダンベルです。なぜかというと楽だから!
トレーニングも進んでいくとドロップセット方というやり方で、部位によっては効果的なトレーニングが出てきます、その時にすぐ重さを変えられる。
ドロップセット方とは…1セットを10回程度できる重さにセットして、限界までおこない、その次に20%~30%重量を落としてインターバルなしで更に限界まで追い込む、更に20%~30%落として追い込む方法。かなりキツイが効果絶大。
通常ダンベル
通常のダンベル購入で気を付けたいのはストッパーです。とにかくこれ!
上部のダンベルストッパーは飛び出しているチャック金具を締めて留めるのですが、これが上手く留まらない。
強く締めすぎると曲がってしまうし、それなりに締めたと思ってもダンベルを縦に持った時、ずり落ちることも、私は危険だと感じました。
なので通常のダンベルを購入する際はドリル式ストッパーを勧めます。こちらはねじ山が大きいのでストレスなくシャコシャコと気持ちよく回ってくれます。私はそれも好きな感触。
可変式ダンベル
こちらはアジャスタブルタイプです。
両サイドにあるアジャスターを回して重さを変えられます、わずか数秒で変えられるので便利。
しかし決められた範囲の変更しかできないので、通常のダンベルよりも細かい重量設定ができない(だいたい2㎏刻み)という難点もあります。
通常のダンベルと可変式ダンベルのメリットデメリット
通常のダンベル
- とにかく頑丈
- 細かい重量設定ができる(プレート必要)最小1,25㎏から
- 重さを変える時に時間がかかる
- 細かい重さのプレートを買わないといけない
可変式ダンベル
- すぐに重さを変えられる
- 乱暴に扱うと壊れる
- 細かい重量設定ができない(2㎏刻みなど決められた重量)
②ベンチ
費用…8000円~50000円
ダンベルだけではできることに制限があるので、このベンチを一緒にそろえるだけで10倍以上トレーニングの幅が広がります。
しかし、このベンチこそ失敗も多いアイテムになっているので注意が必要。
値段の幅も広いですが、最低限必要な機能のあるものは15000円くらいからあります。
なぜ失敗が多いかという、単純に見えてリクライニング機能や、シートの高さ、幅など、値段やメーカーによって様々だからです。私の経験からトレーニングの際に安全で使いやすいタイプの選び方を紹介します。
まずは簡単に図にしてみました。
シートの幅、長さ、お尻部分のリクライニング、背中部分のリクライニング、地面とシートまでの高さです。
- リクライニング機能が少ない
(細かい筋肉を刺激できない) - お尻シートがリクライニングしない
(背中をリクライニングした場合にお尻が滑ってしまう) - シート幅が狭い
(寝転がった時に安定しない) - シートの高さが高い
(足がしっかり地面に着かないと踏ん張れない)
ちなみに私が愛用しているのはこちら。
私の身長は174㎝、体重60㎏で一般的な体系だと思います、このインクラインベンチで十分使いやすいのですが、もう少しシート幅がほしかったなという印象。
こちらがそのスペック、
リクライニングを使用するとこんな形になります。
ジムなどに設置してあるインクラインベンチは、ほとんどが、もうひと回りほど大きいサイズ、もちろんお値段もうん万円単位。
だいたい15000円前後だと、この近辺の設備が手に入ります。
こちらもオススメです!シート幅が26,5cm、リクライニングが5:8の40段階、シート高46,5cm。シートの高さが少し高いという理由で上記のものにした経緯があります。
③ジョイントマット
これも必須アイテム。トレーニングしていると、気づかないうちにダンベルを床に強めに置いてしまったり、落としたり、騒音が出てしまう事が多々あるので、そこをしっかりガードする為に敷いておきましょう。
マンションなどの場合は下の人に迷惑がかかる場合もあるので、特に厳重注意が必要です。
部屋全体に敷くのは費用もかさっみます、ベンチ台の周りだけでもいいので、できるだけ初めから設置しましょう。
1枚が60cm角で1セット6枚入り2セットほどあればベンチ台周りは補えます、しかし、しっかりトレーニングをと考えるなら3セットはほしいです。
どうでしょうかここまでがホームジム初心者の必須セットです。
ではこのセットでどんなトレーニングができるのでしょうか?次の項で解説していきます。
ダンベルとベンチでできるメニュー
ここではダンベルとベンチ台のみでできる、私が実際にこの身体を作ったメニューを簡単に紹介します。
胸(大胸筋)
- フラットベンチ
ダンベルプレス
ダンベルフライ - インクラインベンチ
ダンベルプレス
ダンベルフライ
背中(広背筋)
- フラットベンチ
ワンハンドダンベルローイング - インクラインベンチ
ワンハンドダンベルローイング
肩
- サイドレイズ
- フロントレイズ
- リアレイズ
- インクラインベンチ
サイドレイズ
腕(上腕三頭筋)
- フラットベンチ
クローズグリップダンベルプレス
オーバーヘッドダンベルトライセプスエクステンション - ダンベルフレンチプレス
- キックバック
腕(上腕二頭筋)
- アームカール
- インクラインアームカール
脚
- ダンベルスクワット
- ダンベルランジ
- ブルガリアンスクワット
まだまだたくさんありますが、私が主におこなってきたのは、このような基本的なトレーニングばかりです。
この初心者セットだけでも十分なホームジム完成。
余裕ができたら必要なもの
この初心者セットで、トレーニングのルーチンがつかめたら、更にステップアップがしたくなります。それからでも遅くないのでこちらをそろえていきましょう。
④アブローラー
鍛えられる部位…腹筋
費用…1000~3000円
私が大好きアブローラー、腹筋はアブローラーしかやりません。
腹筋が割れているのといないとでは大きく身体の印象が変わるので、是非早めにそろえておきたいアイテムです。
アブローラー好きの私が腹筋の割り方について詳しく解説した記事です、こちらからどうぞ!
⑤ベンチプレスラック
⑥バーベル
ベンチプレスラック
鍛えられる部位…胸、脚、背中
費用…12000円~
トレーニングにハマってくると、やはりベンチプレスがやりたくなるのが、トレーニーあるあるです。ダンベルでは物足りなくなったら、あなたも初心者卒業。
「ベンチどれくらい挙げるの?」なんて力自慢のネタにも。
これは私愛用のベンチプレスラック。(インクラインベンチは別)
ベンチ台と一体のバーベルラックもあるので気を付けましょう、すでにベンチは持っているので無駄になっては仕方がないです、必ずベンチプレスラックのみのものを購入するのがオススメ。
そして、大事なことはセーフティバーが付いているということです!
ひとりでおこなうホームジムトレーニングなので、必ず安全な位置にセーフティバーをセットしてからトレーニングをおこなってください。
バーベル
私は、可変式ダンベルを購入後、このバーベルダンベルセットを買ったので、ダンベルは二組持っています。やはりアイロテックがかっこよくて少しお高めですが買ってしまった。
重りプレートに付いているゴムラバーはあった方が良いです、狭いホームジムなので何かとプレートが当たるので衝撃吸収必要。
⑦懸垂マシン(チンニングスタンド)
鍛えられる部位…背中
費用…7000~20000円
ダンベルやバーベルでしかできないホームジムには大きな弱点があります。
それは上から引く(PULL)というトレーニング。
主に背中トレーニング種目数はジムと雲泥の差があり、背中の厚み(僧帽筋、脊柱起立筋)という点ではダンベルローイング、ベントオーバーローイング、デットリフトなど、どうにか確保できますが、背中の広がり(広背筋)には大きく劣る。
そこで背中の広がりに大きく効果のあるトレーニング懸垂(チンニング)がでてきます。
背中はとにかく懸垂をしていれば問題ない、というくらい圧倒的な背中トレーニングの種目。
ならばなぜ必須アイテムが最後になったのか?
それは懸垂自体がある程度トレーニングをしてからでないと負荷が大きすぎてできないからです、なので筋量やダイエットがある程度進んでから購入するのがいいでしょう。
私が愛用しているのがこれです!
懸垂マシンもいまや多目的種目を取り入れた形になっていて、しっかり選ばないと後悔をしてしまうアイテム、なので大切なもの順にまとめました。
- 土台はしっかりしているか(重要)
昔ながらのぶら下がり健康器ではないので、多目的に扱うには下の脚部が広がって大きなもでないと不安定。 - グリップ部分の形
ただ単に棒のみの懸垂では効かせる場所に限りがあるので、広く握れたり狭く握れたり、手の向きを縦に握れたり、バーに角度があったりとマルチグリップなほど良いです。 - 下にプッシュアップバーが付いている
これは腕立て伏せができる箇所のことです、別途売ってもいますが付いているとより深い腕立て伏せができるので欲しい。 - ディップスバーが付いている※画像あり
これも欲しい設備です、胸の下部や上腕三頭筋を鍛えるのには良い種目、個人的には必須。 - シットアップ(レッグレイズ)パッドは付いているか
これは背中部をパッドに押しつけてぶら下がり、膝を胸に引き付ける腹筋下部の種目ですが、私は、アブローラー愛用者なのでやりません。女性や下腹が気になる人には欲しい設備です。
※ディップス画像
私の筋トレ部屋は古い木造住宅なため諦めましたが、鉄筋コンクリート造りなどマンションの方はこちらがオススメです。
テレビで特集しているのを見て欲しくなりました、土台の場所を取らずに安定した懸垂ができるという画期的なもの、しかもオシャレ!
番外編(ケーブルプーリー)
鍛えられる部位…上腕三頭筋、背中
費用…5000~15000円
こちらは、チンニングスタンドに自作でステイを作り、ぶら下げたケーブルプーリーです。個人的に上腕三頭筋種目が好きで買いました。こんなものがあるんだと知ってもらえれば良いです。
でもこれがけっこう楽しいですよ。
ホームジム初心者そろえる順番と後悔をしない選び方
まとめ
どうでしたか?
買ってみないとわからないことが多いトレーニング器具、でも簡単に後悔するほど安い買い物ではありません。用途に見合った適切なものを無駄なくそろえて、あなただけの素敵なホームジムを作ってください!
そうすれば必ず手に入る、誰もが憧れるカッコイイモテボディー!
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
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